私たちの専門分野である日本文化やしきたり、仏教のおしえの中には生活する上でのちょっとしたヒントがたくさん隠れています。
なか道は、その古くから継承されてきた先人たちの知恵や、技を現代に伝える担い手として活動しています。
仏教や神道という古くから伝わるものがあります。
日本の長い歴史の中には安定した豊かな時代ばかりではなく、厳しい時期も長くありました。
その際、人々の苦しみを取り除くため、また、物理的な苦しみを生む天変地異などが早く過ぎ去ることを祈るため、
多種多様な信仰が興こり、消えていきました。
「道の精神」と言われるように、日本の文化は単に技術の向上だけではなく、その中に精神性を求めていくことに特徴があります。
そしていずれの分野であっても、その道を長く歩んでいる人は皆、自己や世の中に対し、広く深く、長期的な視野を持っています。
これだけ情報化が進んだ昨今、どんな情報にもすぐにアクセスすることができます。
さらに知った情報を、簡単に活用することができます。
しかし、頭では理解しても自分の考えとして心に落とし込むには時間がかかります。
“腑に落ちる”
「腑」とは「はらわた」、臓器のことであり、「心の底」という意味です。
これを「腑に落ちる」と言います。
頭で学んで理解したものを「腑に落とす」手助けをしてくれるのは、実体験に他なりません。
なか道では、「自分らしさを見つける“道” を探す手助け」を軸に、参加されたお一人おひとりが体験を素に自分自身の生きる軸を見つけ、
その軸を素により自分らしい人生に回帰するきっかけを提供していきたいと考えています。
なか道は、さまざまな分野で活躍するメンバーと共に活動しています。